若手のためのシンスプリント

整形外科疾患をみる方はシンスプリントという疾患には必ず出会うはず(そうだよね?)。

だけど若手の時は シンスプリントの患者さんが来たら…

ん?シンスプリントって疲労骨折の一歩手前だからやる事ない?なんて思っていませんでしたか?

僕は恥ずかしながら、思っていました…

僕と同様に思っていた方がいると信じてこちらの記事を書かせて頂きます。

 

 

シンスプリントの病態

シンスプリントとは

運動時および、運動後に脛骨中央から遠位1/3の内側後方を中心に縦長・広範囲で痛みが起こる
過労性障害で脛骨過労性骨膜炎とも呼ばれてきた。(日本整形外科スポーツ医学会より)

ざっくり言うと

  • 運動をすると痛む
  • 押すと痛い
  • 安静で楽になる

など…

詳しくは重症度分類が非常に分かりやすいです!!

シンスプリントの重症度分類

シンスプリントの重症度分類(八木分類)

文献としても出ている八木分類。

現場に出られている方、選手をよく見る方は頭に入れておくだけでも全然違います!!

特に片脚ジャンプと圧痛は簡単に判断できますよ^^

※参考文献
下腿・足関節・足部のスポーツ外傷・障害

シンスプリントの評価項目

渡部個人的には

  • 安静時立位の荷重線
  • 歩行時の荷重線

この二つは要チェックです!

足部からの観点でいくと

  • 扁平足(内側アーチ破綻)
  • 足関節背屈制限
  • 後足部過柔軟性
  • 前足部柔軟性低下

まだまだありますが、少なくとも上記は当てはまってくる事が多いです。

 

シンスプリントと繋がりがある筋肉

  • 後脛骨筋
  • 長趾屈筋
  • 長母趾屈筋

上記の3つは下腿深部後区画に含まれており最低でもチェックしておきたいところです。

中でも後脛骨筋の萎縮や硬結は必須評価項目です!!

 

そして上記の筋群はただ緊張が高くなっているだけではなく

各筋同士の滑走制限が起きている事が多いです。

シンスプリントで気をつける事

痛みが引く+動作が改善してから復帰を促しましょう!!

脛骨遠位骨膜の炎症なので安静はもちろん大事。

ですが、安静だけでは一時的に痛みが引いて運動再開したらまた戻ります。

なので先程挙げた評価項目のエラーが起きた部分を改善させてから復帰させた方が良いです。

シンスプリントへのアプローチ(まとめ)

  • 荷重線の改善
  • 足部のエラー(筋も含め)を改善
  • 最終的には動作改善

上記がクリア出来てから復帰させましょう!!
※あくまでも最低限っす!!

どうしても大事な試合が近い場合はテーピングやインソールで対応した方が(するしかないっす)良いと思います。

 

質問があれば是非LINE@から^^

 

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からだの専門家の理学療法士。 一般向け・セラピスト向けにからだに関する知識やトレーニング方法をお伝えしています。詳しい情報はプロフィールから!!

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